燃費データ不正疑惑の三菱自動車が軽自動車から撤退!? [ニュース]
燃費データ不正疑惑が報道されている三菱自動車工業ですが、一部報道によると、
軽自動車の開発から撤退するというような報道がなされています。
事実かどうかは現時点では不明ですが、4月27日の決算記者会見で相川社長は
「撤退は考えていない」と否定しています。
引用:Car Watch
三菱自動車の売上高を見ると8割強を海外で稼いでおり、国内での営業赤字を
海外で補填しているのが現状です。その赤字の原因はというと、今回の
燃費データ不正が発覚した軽自動車事業部門です。
逆に、三菱自動車の強みと言ったら、タイやインドネシアなどの東南アジアの
マーケットであり、アウトランダーなどのSUVや、プラグインハイブリッドカーです。
そのため、この強みに経営資源を集中させるのは、既定路線だという声も
あがっているようです。
そもそも、今回の燃費データ不正はどのように行われていたかというと、
軽自動車4車種(eKワゴン、eKスペース、デイズ、デイズルークス)において、
実際よりも燃費に有利な走行抵抗値(車両が走行する際の転がり抵抗や空気抵抗)を
採用していたようです。また、走行抵抗の測定方法も、一部の車種を除き、日本の法律
で定められている惰行法ではなく、高速惰行法を使用していたとのことです。
会社側は記者会見で、不正を行った4つの車種の燃費を調べる走行試験を改めて
行ったところ、公表している数値に比べて最大で15%程度、燃費が悪くなった
車種があったことを明らかにしました。
国土交通省は、正しい燃費を調べるため今月2日から独自に走行試験を行い、
来月中に結果を公表する予定で、三菱自動車が行う再試験の結果に問題がないか
確認するそうです。
2000年、2004年と2度のリコール隠し、そして今回の燃費データ不正
により、3度目の不祥事を起こした三菱自動車ですが、今回の問題は会社存続の
危機に直面する大問題だと僕は思います。
コンプライアンスが重要視される今の世の中で、こういった問題を起こすと会社の
信用はガタ落ちし、回復するのには相当な時間がかかると思われます。
個人的には、パジェロ、デリカ、好きなのにな〜...
今度こそ生まれ変わって下さい! がんばれ、三菱!!
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